ランナーはチェイサーに無神経でありえないようなことを言う

チェイサーはランナーに対してひっかかるところが沢山あったはずです。

それは、なぜかランナーの事を全面的に心から信頼することができないというものです。悲しいかな。

え?ツインレイだったら無条件に信頼できるものじゃないの?って思われるかもしれませんが、ブロックや浄化が済んでいなければ信頼出来ないことがバンバン出てきます。

チェイサーはランナーに不信感がどうしても拭えない部分があって、常に不安があるのです。

ランナーはいつか別の人を追いかけてチェイサーの前から消えてしまうような気がいつもしてしまいます。

もちろんランナーは自分を信頼してほしいと思っていますし、チェイサーもランナーを全面的に信頼してあげたいのです。

だけど、チェイサーはどうしてもランナーを信頼できない自分が悔しくて、そんな自分をランナーに知られたくなくてイライラしたり不安な気持ちを抑えて我慢してしまうのです。

ランナーは本当に無神経でありえないようなことを言うからです。

こっちは気分悪くしかならないのに、それがなぜ分からないのか?とやっかいなことに怒りがじわじわとこみ上げてくるのです。

そんな話しいちいちしなくてよくない?長年付き合ってて信頼しきっているのならまだしも、私にそれ言う?発言選べないの?と思ってしまいます。

しかもそれを指摘しても即反論されてしまうので、彼はそういうの分からない人なんだと絶望的な気分になったりもします。

ランナーは冗談のつもりで言っていたりしますが、チェイサーからすれば全然笑えないのです。

「え?何それ・・・それを今言う?」と思うだけです。

冗談なのは分かるけど、言うタイミングがとにかくダメなんです。

相手の気持ちを何だと思ってるの?と思うようなことばかりで、それはもう病気を疑うレベルで・・・

チェイサーはランナーの軽率な発言に対して不誠実な人なんじゃないか?と疑うようになりますし、不安になります。

まだ信頼関係がきちんと築けてもいないのに、不信感を抱かせるようなことばかり言うからです。

そういうことが積もり積もって、結局ランナーを心から信頼できなくなってしまいます。

なのに、ランナーは「俺を信用してほしい」みたいな感じでいるので、チェイサーはこんな無邪気?無神経?な彼でも「信頼できない自分の心が狭いだけなのかな・・・」なんて思ってしまったりします。

つまり、捨てられたくない気持ちからくる自分を犠牲にする癖です。

チェイサーは、ツインレイと思えるほどに彼との深い縁を感じているのに、どうしても彼を全面的に信頼できないのはなぜなんだろう・・・思い違いとは思えないし、どうしてこんなにも彼を疑う気持ちが出てきてしまうんだろう・・・と思ってしまいます。

ですが、あんなの無理ですよ。信頼できなくて当然です。

なぜなら、信頼というものは日頃の行いの積み重ねで強くなっていくものですから、そういう不誠実ととれるような発言が積み重なれば、そりゃ相手が誰であろうと信頼されなくなるに決まっているのです。

しかも、チェイサーはランナーに愛されているという実感を感じさせてもらえることが少なかったと思います。

だからこそ、チェイサーの不安も強くなって不信感を抱きやすくなり衝突が起きるのです。

けれど、その時のランナーは、本当に愛に飢えているのです。

人にばかり愛を与え続けてきた人だからもう枯渇しかけているんですよ。

だからチェイサーに甘えたくてしょうがなくて、チェイサーの気持ちを考えて発言出来るほどの余裕がないのです。

これまで生きてきて、人に愛を奪われ続けてきたので、もう安売りしたくないのです。

ランナーはあまりにも恋愛で負け続けてきてるので、自信がなくて軽率な発言で誤魔化さなければ自分を大きく見せれなくて、それが裏目に出てしまっていただけなのです。

本当は、チェイサーのことが大好きなので失いたくないのに、好きだからこそ何も考えずに全部を見せようとしてしまうのです。

ランナーは恋愛に自信もなければ余裕もないので、チェイサーに指摘されれば反発するしかなくて喧嘩にしかなりません。

ランナーなら大丈夫という確固たる信頼感を育てる以前に、ランナー自身が自爆して信頼できる要素を潰していってるのです。

ツインレイとはいえ、やはり現実に生きている人間ですから、相手の発言に対して不信感を抱くことも十分あると思います。

そして、それらの配慮のない発言の正体は、ランナーの心が不誠実というわけでなく、ランナーの「恐れ」や「自信のなさ」が反映されているものに過ぎないので、そこにランナー自身が気づいていかないと、どのみち今後もチェイサーはランナーに対して信頼度をあげていくことは出来ないと思います。

どうしてこうもツインレイに出会う男女はどちらもボロボロに疲れ切ってしまうのでしょうか。

それはきっと、自分自分自分自分ーーー!!!というのが出ちゃうんですよね。この関係はどうしても。

愛に飢えた子供があまりに構ってほしくて母親に嫌な思いをさせてまで、度が外れた過剰なアピールをしてしまう心理とあまり変わらないです。

自分がどれだけ人の嫌がることをしているのかを想像できないほどに、今まで重い蓋をしてきて抑えてきた感情が今になって一気に噴出してしまっているのです。

ですから、どうしたらもっと良い方向に着地できるのか?

ランナーを全面的に信頼できるようになれるのか?

チェイサーはチェイサー自身を全面的に信頼できることができるのか?

それだけですね。

そして、ランナー自身が自分の心を満たして、自分の発言がどれだけ構ってちゃん発言なだけだったのかということに気づくしかないのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です