ツインレイ男性は身動きが取れない状況において、ツインレイ女性を幸せに出来ないことへの絶望を感じてその場から逃げてしまいます。
ツインレイ女性は精神を疲弊させてしまうのですが、それでも何が正しいのかが分かったうえで行動してきました。
ツインレイ男性もボロボロの精神状態の中、自分なりに戦ってきたつもりではあるのですが、根本的に間違った方向へ突き進んでしまいます。
これは、第一の現実の崩壊としてランナーを失意の底へ突き落します。
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ツインレイ男性に起きる第一の現実の崩壊
ツインレイ男性にとっては、とても耐えがたいツインレイ女性との分離に、言い訳を探すかのように別方向へ舵を切ろうとしてしまいます。
まるで視点が定まらない血迷った瞳で「これでいいんだ」などと無理に自分に言い聞かせて、ツインレイ女性に背を向けてしまいます。
変えたくない運命を変えてしまおうとしている自分の選択に、恐怖さえ感じて涙目を隠しきれません。
この第一の現実の崩壊によってランナーが出した結論は、初めて魂レベルで心を通わせあえる女性と出会えたにも関わらず、自分の未熟さゆえに逃げるしかできない自分の惨めさを隠すための選択です。
たとえそれがどんなに惨めな選択であっても、たとえそれがいずれ崩壊する運命にある茨の道であったとしても、ツインレイ男性の性質上、一度決めたら引き返せません。
自分が決めた道は正しいのだと思い込もうとすることで、疑いを持つことを放棄するのです。
そこからのツインレイ男性は真っ暗闇へ向かって突き進んでしまい、第二の現実の崩壊を目の当たりにするまで、自分の本当の幸せがどこに存在するのかに気付けません。
ある意味純粋過ぎるランナーは、決められたレールをまずは通ってその目で現実を見ることでしか本当の幸せの所在に気付けないのです。
現実の崩壊を受けさらに破滅的な道に進む
目に見えるものだけがこの世の全てであると自分に言い聞かせることで、自分の無力さを誤魔化し続けてしまうランナーに対し、周囲の評価は冷ややかです。
周囲は表面的にはランナーに対してプライドを気遣って接してあげるのですが、自信のなさを隠そうとすることに必死で、大切なことを置き去りにしているランナーの浅はかさに苦笑いを隠しながら接します。
ランナーは自分の正当性を主張し続けなければ、心の奥底の蓋を閉めた本当の気持ちがあふれ出してしまいかねないため、何かを誤魔化すかのように不自然な嘘で自分を塗り固めます。
本質から目を逸らそうとして必死な姿が滲み出ているため、そこに気付ける人は憐れみや痛々しさを感じ取りますが黙って見守ります。
自信のなさゆえに他者を貶めた発言ばかりをし続けるランナーですが、自信のなさに気づいていないのはランナーだけだったりします。
第二の現実の崩壊で本格的な挫折を余儀なくされる
間違った方向へ舵を切ってしまった先に訪れたランナーの現実は、あまりにもお粗末で、苦汁を飲まされる日々の繰り返しとなります。
自分が決めた選択が間違いであることに潜在的に気づいているため、常に引っかかりを感じながらも、重い十字架を背負って現実と向き合います。
しかし、自分が迷い込んだ世界（意地になって留まった世界）があまりに不自由であり、孤独であり、退屈であり、空虚であり、愛からかけ離れた世界であり、それが自分には耐えられる世界でないことに徐々に気づいていきます。
第二の現実の崩壊がランナーに突き付けられる頃には、既にランナーの魂は靄に覆われた状態で見るに堪えない程に落ちぶれています。
しかし、ランナーにはチェイサーという忘れられない光の存在がいることを第二の現実の崩壊によって人生最大の挫折を味わった後にようやく認めます。
チェイサーの言葉を思い出し、ようやくその真意を理解するのです。
そこからランナーの本格的な霊的覚醒が始まり、再会の道へ一息に駆け上る道筋が天から与えられます。
ランナーが間違えた道を選んだ先に訪れる現実の崩壊は、ランナーの内在する価値観全てを覆すほどの威力で破壊してきます。
ボロボロになりながらも、ランナーは正しい道へと起動修正していく運命をそこから切り開いていくのです。
