ランナーが急に自分から去ってしまうと、ショックでパニックになりますよね。
でも、逃げたランナーも同じように、いえそれ以上に苦しんでいます。
これを読み進めるうちに、自分自身にも、そしてボロボロになって帰ってくるランナーにも優しい気持ちが湧いてきて、自分が誇らしくなりますよ。
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ツインレイのランナーは未知への恐怖で逃亡する
ツインレイのランナーは、未知への恐怖に柔軟に対応できません。
これは、男性性のネガティブな側面である頑固さが原因となっています。
この未知への恐怖は、ツインレイと急速に近づいてしまった関係であったり、セックスのあとに訪れることがよくあります。
ツインレイと体が交わると、肉体の存在を超えて一体となるような意識やオーガズムを体験します。
その瞬間は幸福感や喜びに包まれるのですが、しばらくすると堰を切ったかのようにエゴのマインドや怖いという感情がとめどなく湧いてきます。
これは、今までの経験にないことを体験したときに起きる心理的現象で、誰にでもある自然なことです。
そして、ランナーの中でツインレイと一緒になったことの喜びよりこの恐怖心が勝ったときに、チェイサーの前から逃げ出します。
ツインレイのランナーが苦しむ「プライド」
チェイサーの元から逃亡しても、ランナーの気持ちは全く楽になりません。
本当は一緒にいたい、でも怖い、その葛藤の繰り返しです。
その「怖い」を素直にチェイサーに言えないこと。
これこそが、ランナーの最大の苦しみである「プライド」です。
男性は、幼いころから「男なんだから…」
- 泣くな
- 弱音を吐くな
- 弱みを見せるな
- 負けるな
- 女々しいことを言うな(女性を馬鹿にしている)
などの教育をしっかりと受けて育っています。
これが、男としてのプライドとかいうものの元になるものですね。
ランナーはプライドを守ってボロボロになる
たとえ自分をさらけ出していい人が目の前に現れても、上に説明したような概念をすぐに捨てることができません。
自分をさらけ出すことを許してくれる人、つまりツインレイのチェイサーですね。
そして、このプライドがガラガラと音を立てて崩れて、ノックアウトされるまでは、ランナーの修行の旅は終わりません。
だから、聖霊やガイドは愛をもってそのプライドをなし崩しにしようと、ありとあらゆることを現実世界に起こします。
仕事がうまくいかない、人間関係がこじれる、事故に巻き込まれる、お金に困るなど。
ランナーがプライドを捨てて、誰かに「助けてください」と言えるようになるのを、みんな祈っています。
プライドを守るためにその愛に抵抗すると、ランナーはますますボロボロに疲れ果てるでしょう。
ツインレイのランナーは自己卑下も捨てられない
ランナーの中のもう一つの大きな抵抗勢力。
それは、自己卑下です。
ツインレイと出会うと、「自分には愛される価値などない」というエゴの声が一段と大きくなります。
ランナーは、実はわかっているんです。
自分がどんな人間でも、どんな状態でも、どこまで逃げても、チェイサーは変わらず愛してくれることを。
それは本当ならばとても喜ばしいことですが、この自己卑下の声が素直に愛を受け取ることを邪魔をします。
チェイサーからの愛を感じるほど、自分のちっぽけさを思い知って辛くなります。
ツインレイのランナーは無償の愛でボロボロに崩れることに抵抗する
自分が至らない人間であることを愛で許されてしまったら、自分でなくなくなる。
今まで「こんな自分でもやってやるんだ」というハングリー精神で競い合ってきたことが、すべて無駄なことだったんだと気づいてしまう。
男性は特に面子やプライドの生き物ですから、「自分はダメな人間だ」と思うこともプライドなんです。
結構めんどうな生き物かもしれませんね。
「あなたはあなたなんだから。それでいいじゃない。私はあなたの存在があるだけで幸せなんだから」
チェイサーと、そしてあまたの聖霊やガイドたちからのこんな無償の愛に本気でお手上げするまで、ランナーのいじけ劇場は続きます。
ランナーのためにツインレイのチェイサーがしておくこと
ランナーがボロボロになって帰ってくるまでに、チェイサーがしておくべき3つのことがあります。
- 悲劇のヒロインを卒業する
- 女性性を磨く
- 自分に優しくなる
ランナーはもちろん、チェイサーも自分の課題が終らなければ二人は統合することはできないんですね。
悲劇のヒロインを卒業する
これは、結構急務な課題です。
この概念から物事を見れば、ランナーは加害者でチェイサーは被害者という関係から抜け出せません。
ツインレイの関係がもたらす世界の価値観は、男女平等がベースです。
女性も本当の意味で強くある必要があるのです。
女性がすぐにおちいるこの悲劇のヒロインドラマから、お互いの学びのためにサイレント期間があることへ認識を変えましょう。
女性性を磨く
これは権利ではなく女性の義務といってもいいかもしれません。
ツインレイは男性、女性それぞれ特性を生かして、クリエイティブな活動をしていきます。
それなのに、女性としての性質や美しさを捨ててしまうということは、ツインレイと統合したくない宣言をしているのと同じですよね。
ここで注意したいのは、派手なメイクや流行りの服で着飾ったり、胸を大きくしたりするような世間の評価にのまれた女性になるのではないということ。
あくまで、自分の個性を生かした、人間的な素の魅力に目覚める。
これこそ、ランナーが待ち望んでいるチェイサーの美しさです。
自分に優しくなる
自分に優しくなるというのは、自分のすべてを「許す」ということ。
快も不快も、悲しいも寂しいも、怒りも憎しみも、全部自分のなかにあっていいんだと認めることです。
これは、人間としての器を広げます。
そして、母のような包容力が育ちます。
この自分を受け入れる経験をして初めて、ボロボロになって帰ってくるランナーを優しく迎えることができます。
ツインレイランナーはボロボロになって帰ってきます
ツインレイにとって、サイレント期間はとても辛いものですね。
それは、お互いどちらの方がきついなどと比べることはできません。
ただ、女性の方がより精神力が強いのもまた事実。
ボロボロのランナーが帰ってきたときに「戻ってきてくれてありがとう」と言えるのは、チェイサーだけ。
その無償の愛のテストを今受け続けているチェイサーは、辛い時期を乗り越えて着実に真実に近づいているのです。